絵:富嶽三十六景 其の十七 上總ノ海路
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 この富嶽三十六景「上總ノ海路」は現在の千葉県富津市付近の風景。三浦半島と房総半島に挟まれた海峡である浦賀水道を航行する弁才船を描いています。
帆にはらんだ弁才船を真横から描いていて舟の横に小さな窓に引き締め合う乗客を描き、遙か彼方に水平線と三浦半島、その向こうに富士山を望む構図となっています。

1.弁才船
2.締め合う乗客
3.三浦半島
4.富士山
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。