絵:富嶽三十六景 其の十六 武陽佃嶌
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 この富嶽三十六景「武陽佃嶌」は現在の東京都中央区佃島付近の風景。隅田川の河口にある島で江戸時代大阪の佃村の漁夫が江戸へ移り、砂州を埋め立てた佃島を描いています。
佃島周辺で採れた海産物を煮込んで作った「佃煮」は今でも有名で、その島に行き交う様々な舟、穏やかな水面に浮かぶ漁村の佃島、遠方に望む富士山という構図になっています。

1.様々な舟
2.漁村の佃島
3.対岸の築地
4.富士山
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。