絵:富嶽三十六景 其の十八 登戸浦
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 この富嶽三十六景「登戸浦」は現在の千葉県千葉市中央区付近の風景。登渡神社の鳥居付近の浅瀬で汐干狩りの人々を描いています。
寛永21年(1644)に千葉一族の登戸定胤が創建した登渡神社(妙見宮)が鎮座し海中の鳥居は9月5日の祭礼には神社の神輿が海へ入る。
鳥居付近の浅瀬で汐干狩りにいそしむ人々、タ方に近く、茜色の雲がたなびいていて鳥居の間から遠く富士山を望む構図になっている。

1.登渡神社の鳥居
2.汐干狩りの人々
3.登戸浦
4.富士山
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。