絵:富嶽三十六景 其の四十五 甲州石班澤
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 この富嶽三十六景「甲州石班澤」は現在の山梨県鰍沢町付近の風景。富士川の荒波に向け漁師の親子が岩上から投網を引き上げようとする様を描いています。
富士川の荒波激流の中につき出た巨巌の上で石班魚漁をしている親子で父親が投げ網を引き子供が捕れた魚を監視している様、荒々しい富士川の流れやきりりとした富士山の描き方緊張感がある構図で描かれています。

1.つき出た巨巌
2.漁師の親子
3.富士川の荒波
4.富士山
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。