絵:富嶽三十六景 其の四十二 甲州三坂水面
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 この富嶽三十六景「甲州三坂水面」は現在の山梨県富士河口湖町付近の風景。御坂峠から望む河口湖に移る富士山を「逆さ富士」として描いたようです。
河口湖の鏡のような湖面実在と違った雪をいただいた富士山が「逆さ富士」として描かれていて、ひっそりとたたずんだ村落と静かな湖水浮かぶ一艘の舟の姿、朝焼けに染まる富士山は早暁の河口湖を思わせる構図となっています。

1.逆さ富士
2.村落
3.一艘の舟
4.富士山
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。