絵:富嶽三十六景 其の二十七 相州梅澤庄画:葛飾北斎初版:1830年頃
この富嶽三十六景「相州梅澤庄」は現在の神奈川県二宮町付近の風景。富士山を背景に七羽の鶴が描かれています。江戸時代には、丹頂鶴の飛来地を手厚く保護されていた。二の宮の庄押切川のほとりで、丹頂鶴は朝6時頃まではどこかへ飛び去るので、朝早くうす紅色の雲は夜明け前の一瞬の時間帯を選び描かれた構図です。
1.紅色の雲2.丹頂鶴3.押切川のほとり4.富士山とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。