絵:富嶽三十六景 其の四十一 甲州犬目峠画:葛飾北斎初版:1830年頃
この富嶽三十六景「甲州犬目峠」は現在の山梨県上野原市付近の風景。新緑がさえる甲州街道犬目峠を旅人や馬子が登っていく様を描いています。甲州道中犬目峠を先を急ぐ旅人二人とのんびりと馬子と話ながら進む旅人を距離感で描き、摺り残して描いた雲で犬目峠の高さを表し近景の新緑とは違う色で塗られた遠縁の富士山を描くという構図になっています。
1.犬目峠2.旅人3.雲4.富士山とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。