絵:富嶽三十六景 其の参 東都駿臺
画:葛飾北斎
初版:1830年頃

 富嶽三十六景の三番目、駿臺とは神田駿河台のこと現在は予備校の街として知られた神田駿河台。
右手前の屋敷少し高台から屋敷の屋根を越して遠景に見える富士山を望み、その手前に立ち並ぶ民家が描かれ広大な距離感がうかがえます。
また一番手前が坂道になり荷を担ぐ行商人や巡礼者、供を連れた侍たち、額に扇をかざす者など、画中に描かれた人物たちの躍動感が描かれています。

1.屋敷
2.坂道を行き交う人々
3.遠方の民家
4.富士
とこの絵を背景四面に分割し動画にしました。