絵:富嶽三十六景 其の四 東都浅艸本願寺画:葛飾北斎初版:1830年頃
もと東本願寺末刹として神田明神下にあったが、明暦の大火(1657)で、現在の浅草に移ったと言われ、浄土真宗大谷派(東本願寺)の江戸における窓口となった。浅草本願寺の大きな屋根瓦、それを修復する瓦職人、眼下に広がる浅草の町並み、そびえ立つ櫓と一つの凧、そして遠方に望む富士山。高さというものを感じさせる描き方である。
1.浅草本願寺2.浅草の町並み3.凧4.富士山とこの絵を背景四面に分割し遠近風景画にしました。